昇進・栄転のマナー

会社勤めをされている方は自分自身が昇進することや栄転することもありますが、それだけでなく、一緒に働いている方々がこのような場面となったとき、どのようにお祝いをすれば良いのかしっかりとしたマナーを知らなければなりません。
まずは、それぞれがどのような意味を持つのかということから把握しましょう。

まずはそれぞれの意味を知る

どちらも非常にめでたい内容になっているのですが、それぞれ持っている意味が違います。
まず昇進というのは、今までと同じ部署または支店の中で役職や地位そのものが上がるということになっています。
そのため、係長だった人が課長になるというケースや、課長から部長になるというケースまでさまざまです。

このような昇進というのは社内だけではなく社外にも発表される人事内容となっており、取引先からこのような発表があれば昇進祝いを贈るというのが社会人として企業マナーの一つといえるでしょう。
一方の栄転というのは、部署や支店などが移動しさらに役職が上がるという内容になっています。
同じ建物内で働いていく上で栄転という言葉が使われる場面は少なく、都道府県が変わるケースや同じ都道府県内でも支店そのものが全く別になるというケースに使われています。

発表の後は速やかにお祝いを贈る

上記のように会社関係でお祝い事の発表があった場合には、できるだけ早い段階でお祝いを贈る必要があります。
内定した段階で品物などを送る際にはお祝いの熨斗書きには内定という文言を付け加えておきましょう。
人事異動がメールなどではなく新聞で発表されたという場合には、内定という文言を外しても問題ありません。

知らなかったでは済まされないことですので、大々的に発表があった際には必ずお祝いを送るようにしましょう。
一般的な相場としては付き合いや取引の程度によって3000円から30000円程度だといわれています。

また、表書きに関しては、昇進祝いなどではなく、御昇進御祝という言葉や祝御昇進を使い使うと良いです。
栄転の場合には御栄転祝、祝御栄転などを使いましょう。

現金は控えた方が良い?

お祝いでどのようなものが喜ばれるのかを考えた場合、現金という意見もあるようですが、金額の設定が非常に難しいためできれば現金は控えた方が良いです。
宴席を設けるといった形でお祝いをするのも良いでしょう。
またこの他には、おしゃれなカタログギフトや商品券さらには、お酒、お花などのようなアイテムも喜ばれています。

靴下や下着類等に関しては、踏みつけるまたは下に敷くといった意味合いを持っていますので避ける必要があります。
さらに割れてしまう可能性の高いものは、できるだけ控えた方が良いでしょう。

自分自身がこのようなお祝いの品を頂いた際には基本的にお返しは必要ありません。
ただししっかり受け取ったことと感謝の気持ちを込めて、お礼状は必ず出すようにしてください。