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七五三のマナー

3才

七五三のお祝いは女の子であれば3歳と7歳、男の子なら5歳というのが一般的です。
しかし近年では男の子であっても3歳と5歳の2回お祝いをするというケースも増えてきました。

子供のお祝いだと心得る

ご存知の通り、七五三というのは子供の成長を祝うためのお祝いです。
どうしても自分の子供のお祝いとなると親にも力が入ってしまいますが、あくまでも着飾るのは子供。
親があまりにも気合いを入れすぎてしまうと言うのは褒められるものではありません。ご

家庭によってご家族も和装をするというケースがありますが、この場合であってもできるだけシンプルな訪問着などに止めた方が良いでしょう。
洋装をする場合には基本的にはスーツやワンピースなどが良いです。
まだ小さなお子様は長時間おとなしく座っているのが難しいので、祝詞の間だけでも座っていられるように予め言い聞かせてあげましょう。

参拝の作法を覚える

七五三のお祝いをする時に、自宅で祝い外食をするという方法だけではなく、神社で参拝をするというご家庭もたくさんあります。
しっかりと成長を神様にご報告するといった目的上でご祈祷してもらう事になりますが、まずは神社を参拝をするときの作法を身につけておきましょう。

神社には必ず手水舎が設置されていますのでこちらで身を清め、それから参拝をすることになります。
初穂料や玉串料については金額によって進呈される記念品に違いがありますが、一般的には5000円位から1万円までのものだと思っておきましょう。
出雲大社など1部の神社を除き、多くの場合で参拝方法は共通するものだと覚えておきましょう。

また鳥居をくぐる際には一礼をし、しっかりと服装の乱れなどを正しから境内に足を踏み入れるようにしましょう。
参道の中心部分は神様の通る道と言われているので、ここは踏んで歩かないように気をつけることも大切です。

お祝いのやりとりについて

自分の子供が生後3のお祝いを迎える際、お祝いを頂いたら必ず1週間以内にお礼の手紙などを出すようにしましょう。
基本的にはお礼の品などは必要なく、子供の元気な姿を印刷したはがきなどで感謝の気持ちを述べるのが良いです。
お祝いを渡す場合には子供が喜ぶおもちゃや学童用品などを送りましょう。

現金で送ることも問題ありませんが、親族などあまり親しい間柄でなければ現金より品物を送ったほうが喜ばれます。
どのようなものを贈ればよいのか分からない時には、子供が使えるおもちゃのギフトカードや図書カード、また子供向けのカタログギフトなども喜ばれるようです。

親族でなければお祝いも贈ることも少ない行事ですが、会社関係である程度親しい間柄などであれば、お祝いの気持ちを伝えるために上手なプレゼント選びをすると良いでしょう。
昔は千歳飴をお祝いにプレゼントすることが多かったのですが、近年では千歳飴を食べる習慣も少なくなり、虫歯になってしまうと懸念する親御さんもいるので他のものを選んだ方が良いです。