神式のマナー

神式の葬儀というのは、日本人にとってあまり馴染みのないものかもしれません。
そのため、神式葬儀と聞いても昔の偉い人の法事のようなものだと思ってしまう人もいるでしょう。
このような葬儀と、一般的に知られるものとどんな違いがあるのかを知り、万が一にでも携わることがあった場合にはどんなマナーを実践していけばよいのかについてお話します。

手水の儀で身を清めてから

まずはじめに、神式葬儀というのは神社で参拝をするときと同じように手水舎でしっかりと身を清めることになります。
右手に持った柄杓で水をくみ、まずは最初に左手を清めましょう。
そして、今度は柄杓を左手に持ち替えて右手を清めたら、もう一度右手に柄杓を持ち替えてから左手のひらに水を貯めて口を濯ぎます。

その後柄杓を立てて残りの水を流し、手を拭きます。
このようにして身を清めてから通夜祭へと参列することになるので、忘れずに行いましょう。

作法を覚えておきましょう

人識の葬儀には参列式やキリスト教とは、また違った作法があります。
このような作法に関しては全員がとり行うものと、そうではなく親族のみが執り行うものに分かれています。
基本的には通夜や葬儀が進む中その都度説明を受けることができますが、あらかじめ自分自身でもある程度の作法を一通りしておくと良いでしょう。

玉串の使用方法や受け取り方など、細かな部分を自分の中で把握しておくだけでも流れがスムーズになります。
このような作法を全く知らず、戸惑ってしまう姿を弔問客やご親族に見られてしまうのは恥ずかしいことでもあります。
どうしても分からない時には素直にどうすれば良いですか?と聞きながら進めましょう。
わからないものを自分の考えだけで勝手に進めてしまうと、作法を大きく間違えてしまい、失礼になることがあります。

神棚や仏壇は必ず閉じておくこと

弔問する場合ではなく、神式の葬儀を行う場合には自宅で執り行う場合、必ず神棚や仏壇は閉じておきましょう。
そして白い半紙などで覆っておく必要があります。
こういったものに関しては仏式の葬儀とさほど違いはありません。
忘れてそのままにしておくと、弔問客などからも非常識だと思われてしいますので必ず閉じておくようにしましょう。

基本的にはご親族などもどちらが良いのか教えてくれますが、分からない時には詳しく記載されているホームページなどを参考にしてみるのも良いです。
また弔問に伺う場合には、前述の通り様々な作法はしっかりと覚え、失礼のないようにしなければなりません。

また葬儀当日にはご親族の方をはじめとして、会社関係など、その他お世話になった方々で直会を行いますので、こちらに関しても準備をしておかなくてはなりません。
こちらについては基本的に宴という認識ですので、お食事などを準備し弔問してくれた方々に振る舞うことが目的となります。