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これだけは覚えておきたいお中元のマナー

会社でお世話になっている上司の方々や、結婚する際に仲人になってもらった方々には毎年お中元を贈るというご家庭が多いです。
お中元の時期になるとデパートのお中元売り場では非常に多くの方々が受付をしています。
日頃の感謝を込めて贈るものですが、ここでも先方に失礼のないようにタイミングや送るアイテムにも様々な配慮をしましょう。

時期を間違えないように

お中元を贈る時期というのは基本的に夏になります。
時期が近づいてくるとデパートにはズラッと様々なアイテムが並びますので、そろそろ、この季節が近づいてきたと判断することができるでしょう。
具体的な日付などは調べればわかりますし、品揃えが多い大手百貨店のオンラインショップのサイトでも、お中元の時期について書かれていることが多いです。

東日本では7月の初めから15日まで、西日本では1ヵ月遅れの8月初めから15日までとされていますが、全国的には7月15日が標準とされ、8月15日の中元を「月遅れ」と呼びます。
最近は地方に関わらず、7月の中ごろまでに贈るのが一般的になりつつあります。

引用*2022夏のお中元ギフトは大丸松坂屋百貨店

先方に届けるタイミングについては時期が近づいたら早めの方が良いです。
なぜならば夏の連休などと重なってしまい、先方が長期不在になってしまう可能性があるからです。

近年では直接持って行くのではなく、郵送するというご家庭が多いようですが、こういった場合においても必ず日時を指定し連休などに入る前のタイミングを考えておくと良いです。

毎年継続することが大事

お中元というのは気が向いたときに送れば良いというものではありません。
最初にも書いたとおり、日頃からお世話になっている会社の上司や取引先の方々、また自分たちの結婚の仲人になってくれた方々に対して贈るものとなります。
そのため毎年継続して送るという事を忘れないようにしましょう。

仕事での取引先の場合、取引がなくなった時点でお中元を贈る必要はなくなりますが、少しでも取引がある場合には必ず送った方が良いものだと言えます。
またお中元の品を直接取引先に配るという会社もありますので、このような場合には日頃の感謝を深々と伝えながらお中元の品を置いてきましょう。

このようなしきたりを習慣づけておくことで、会社としてのイメージそして社会人として自分のイメージも良いものになります。
忘れてしまい今年は送ることができなかったなどの状況は絶対に避けなければなりません。

喜ばれるお中元ギフトとは

毎年多くの方が悩むお中元。
何を贈ればよいのか続ければ続けるほどにわからなくなってしまうものです。
売り場で直接考えてみると言う方法もありますが、近年ではネットでも様々なギフトが選ぶことができるようになりました。

人気のあるものだけでなく、先方がどんなものであれば喜ぶのかを考えてみると良いでしょう。
必ずしも毎年違ったものを送らなければいけないわけではありません。
先方が気に入ってくれたものであれば毎年同じものを送っても良いです。

基本的に生ものはできるだけ避け、保存の利くものや実用的なものを送ると良いでしょう。
売り場に行くと洗剤やその他にも魚介類などが販売されていますが、重宝がられているのは洗剤類などになります。
また長期保存のきくハムなどに関しても人気があるようです。
このほかには近年おしゃれな紅茶の詰め合わせやスイーツの詰め合わせなどもセレクトする人が増えてきているようです。