仏前結婚式のマナー

近年では少なくなってきましたが、仏の前で永遠を誓うという意味で結婚式を挙げる方もいます。
このような仏前結婚式というのは、どのような意味を持ちどのようなマナーを守ればよいのでしょうか?

仏の前で誓う

仏前結婚式というのは名前からも想像できるかもしれませんが、仏の前で2人の永遠を誓うというものになります。
仏の道では現世で一度結ばれた2人の場合、亡くなって成仏した後も来世で再び結ばれるといった慣わしがあるので、これに伴って、来世でも2人が結ばれて幸せになることを仏の前で誓います。

また祖先の方々に対し、2人が出会えたことを感謝するという意味も持っており、古い時代には多くのご家庭でこのような仏前結婚式が行われていました。
近年でもこういった慣わしを守り仏の前で結婚式をするという方々もいます。
来世で結ばれることまで誓い合えるというのは、とても素敵なことです。

基本的に手配は自分たちで行う

仏前結婚式を行う際には基本的に手配も全て自分たちで行っていかなくてはなりません。
難しい準備などはなく、仏壇を綺麗にお掃除した後、式に必要な指輪や衣装などを準備します。
衣装に関しては特に決まりがありませんので、ウェディングドレスで行っても良いでしょう。

ドレスはレンタルできるショップを見つけておくことや、式が終わった後の食事の手配などに関しても全て自分たちで行う必要があるため、結婚式場でお願いするときのようにプランナーの力を借りるということができません。
非常にシンプルな挙式となりますので、無理のない程度に準備を進めていくと良いでしょう。
その他の方法に比べると費用を格段に抑えることができるため、経済的な負担も非常に少ない挙式です。

ゲストは親族のみで行う

仏前式を行う際には基本的にゲストは親族のみとなっています。
ですから、会社で一緒に働いている方や友人などが結婚式を挙げると言った場合、仏前式であれば参列は出来ないものだと心得ておきましょう。
あとでお祝いパーティなどを開くケースがほとんどです。

また、どこまでの親族をゲストとして招くのかについては特に決まっていませんので、ご両親や兄弟だけで行う人もいれば親戚関係など全てに声をかけて比較的大規模に行う人もいます。
ある程度のスペースが必要になってきますので、このような部分も考慮しながら招待するゲストを考えていくと良いでしょう。
もちろん本当に中の良い友人だけを招くといった方法も問題ありません。

ただし、この場合には他の友人や会社関係でギクシャクしてしまうことがないように内密に執り行い、結婚パーティについては後日改めて多くのゲストを招いた上で行った方が良いでしょう。
式をどのように進めていくのか、進行についても予め把握しておく必要があります。
詳しい進行内容については絶対的なものがありませんので、ある程度の慣わしに基づいて親族の方のアドバイスを受けましょう。